「遊びに行くところ」というイメージが強い恵比寿ですが、実は子育て環境が充実している街であるということを知っていましたか?
メディアに頻繁に取り上げられる恵比寿横丁やガーデンプレイス、個性的かつおしゃれな飲食店やお店が多く軒を連ねている恵比寿は、常に住みたい街ランキングでも上位にランクインしてる、都内でも屈指の人気エリアとして有名です。
大人の街という印象が強い恵比寿が、実は子育て環境が充実している街であるということを知っている方は多くありません。恵比寿は小さい子どもを育てているファミリー層にもおすすめしたい、子育てがしやすい環境が整っている街です。
この記事では、恵比寿の待機児童、子育て支援、周辺環境の3つを中心に、子育て環境が気になるという方のために分かりやすく紹介していきます。
もくじ
待機児童0を目指す恵比寿
子育て環境を知る上で、待機児童問題は切っても切り離せない問題です。
東京で子育てをする多くのファミリーは共働きである場合が多く、そんな時、安心して子どもを任せることができる保育園の存在はとても大きなもので、日常生活を送る上で欠かせないものです。
まず始めに、暮らす上で欠かすことができない待機児童問題について、恵比寿の取り組みや保育園情報を紹介していきます。
保育園の空き状況
待機児童0を目指している恵比寿では、区立と私立保育園の空き状況をネットを介してチェックできるようになっています。
入園月の前々月下旬に更新されており、これを見れば渋谷区のどこの保育園にどれ位の空きがあるかが分かります。また、渋谷区では保育課入園相談係も設置していますので、保育園の空き状況に関して何か困っていることや不明点があれば、気軽に連絡してみましょう。
上記サイトでは恵比寿を含む渋谷区全域の保育園の空き状況を紹介していますが、以下のサイトでは恵比寿駅から近い保育園の空き状況を紹介しています。
「○」が空きあり、「×」が空きなしなので、誰でも簡単に空き状況をチェックできます。空きがありでも状況によって入所不可であったり、空きがなくても入所可能な場合もありますので、最新情報に関しては保育園に直接連絡してみましょう。
恵比寿で保育園を探している方は、上記2つのサイトを駆使しながら、自宅から近い、または職場から近い最適な保育園を見つけることをおすすめします。
待機児童を解消する認証保育所
恵比寿には、待機児童問題を解消するための認証保育所があります。
認証保育所とは東京都独自の制度のことで、多様化する保育ニーズに応えるために新しい方式の保育園を作ろうということで創設されたもの。13時間以上開園していて、0歳児から入園できるという大きな特徴があります。
恵比寿には、『ピュア恵比寿』という認証保育所があります。受け入れ年齢が生後57日から就学前までと幅広く、定員も30人までと多いのが特徴です。
区立、私立の保育園は上記で紹介したサイトを見ながら探し、自身の生活を考えながら保育ニーズに合っている保育園を選びたいという方は、認証保育所を探しましょう。
恵比寿にはピュア恵比寿だけですが、渋谷区全域では他に9つの認証保育所がありますので、興味がある方はそちらもぜひチェックしてみて下さい。
恵比寿の子育て支援について
恵比寿がある渋谷区は、子育て支援が手厚いことで知られています。ここからは、恵比寿で子育てをするファミリーが受けられる主な支援について紹介していきます。
ハッピーマザー出産助成金
子育て環境の充実は子どもが産まれてからではなく、産まれる前の出産時にどのような支援があるのかもとても重要です。
渋谷区では経済的負担を軽減して安心して出産ができるように、ハッピーマザー出産助成金を支給しています。
- 妊娠12週を超えて出産した方
- 出産日の3ヶ月前から申請日現在まで継続して渋谷区内に住民登録がある方
- 健康保険に加入している方
助成対象となる方は上記で、1人の出産につき最大100,000円の助成金が貰えます。
申請場所は渋谷区役所国民健康保険課給付金係で、出産日から1年以内に申請を出すことで受理されます。渋谷区民で出産した方はもれなく受給できるものなので、忘れずに申請しましょう。
保育に関する5つの助成
共働きが一般的になってきた現代社会では、保育ニーズの多様性が求められています。手厚い子育て支援が魅力的な渋谷区には、保育に関する以下の5つの助成があります。
- 休日保育利用料金助成
- 保育利用料の軽減制度
- 私立幼稚園などの入園料・保育料の補助
- 病児・病後児保育利用料金助成
- 保育所等の臨時休園等への対応に係るベビーシッター利用料金助成(新型コロナウイルス感染症への対応)
在籍保育園の休園日に休日保育を利用した際の利用料を一部助成するものや、幼児教育施設利用費の無償化助成、区内に15軒ある私立幼稚園への入園料を補助する制度など、充実の保育助成が渋谷区にはあります。
特に、子どもが産まれてからすぐは多額の出費があるもの。保育に関するさまざまな助成は、共働きで働くファミリー層にとってはとてもありがたいものばかりです。
恵比寿の子育てに関する周辺環境
待機児童問題、子育て助成支援を上記で紹介してきましたが、ここからは、恵比寿で子育てを考えている方が気になる周辺環境について紹介していきます。
緑と公園が多い
大人の街という印象が強い恵比寿ですが、実は緑と公園がとても多いという特徴があります。
恵比寿ガーデンプレイス付近は緑豊かな街路樹が続いていて、天気が良い日は散歩しているだけでとても気持ちが良いです。道幅も広いので、ベビーカーを押しながらの散歩でも大丈夫!
さらに恵比寿には、街のいたるところに大小さまざまな公園が数多くあります。
- 恵比寿南二公園
- 恵比寿公園
- 恵比寿東公園
- 景丘公園
これらの大きさが異なる公園の他にも、駅ビルのアトレ恵比寿の屋上庭園も子どもの遊び場として有名で、敷地面積2,100㎡という広い庭園に、ウッドデッキ、花壇、芝生があり、子どもが思い切り遊び走り回っても大丈夫な環境が整備されています。
緑と公園が多いというのは、子どもがのびのびと遊べる環境が整っているということを意味しています。子どもが外で遊べる環境があるかどうか気になるという方も、恵比寿であれば外での遊び場に困ることはないと言えるでしょう。
買い物で困ることはない
恵比寿に住んでいるファミリー層は、衣食住に関する買い物で困ることはありません。それ位、恵比寿駅周辺には多くのショッピングスポットが軒を連ねています。
小さな子どもを連れて、買い物するために移動するのは大変ですよね。できればすべての買い物を、最寄り駅で済ませたいと考えるのが普通です。恵比寿駅周辺には大型ショッピング施設が数多く軒を連ねていますので、子ども用品を含む買い物で困ることはないと言えるでしょう。
- 恵比寿ガーデンプレイス
- アトレ恵比寿
- 恵比寿三越
上記のような恵比寿を代表する大型百貨店以外にも、個性的なお店が数多くありますので、恵比寿の街探索をしてお店を開拓するだけで楽しい日々を過ごせることでしょう。
特に恵比寿ガーデンプレイスは恵比寿の新たなランドマークとして知られていて、デパート、レストラン、美術館などが入り込む複合施設です。
季節毎に子どもも楽しめるイベントが開催されており、クリスマスにはきれいなライトアップだけでなく巨大なクリスマスツリーも飾られます。
まとめ
恵比寿の子育て環境を待機児童、支援制度、周辺環境に重点を置いて紹介してきましたが、参考になりましたか?
渋谷区に位置する恵比寿は、住むというよりは遊びに行く街という印象が強いかと思います。しかし渋谷区には前述したように充実の子育て支援制度があり、恵比寿は緑が多い子育てがしやすい街として、多くのファミリー層が暮らしています。
渋谷区の中でも恵比寿は治安が良いことでも有名なので、安心して子育てができるでしょう。恵比寿で子育てをしようか考えている方は、ぜひこの記事を参考にして下さいね。