賃貸マンションやアパートを探す時、多くの方は防犯上の理由や眺望の良さなどから、2階以上のお部屋を希望されます。
一方、小さいお子さんがいるファミリーなどを除き、1階のお部屋をご希望される方はあまり多くありません。
2階以上のお部屋と比べると、やや人気がない印象の1階のお部屋ですが、実は意外なメリットがあることをご存知でしょうか。
こんなにある！1階部屋の4つのメリット
ここからは、1番下の階に住むメリットをご紹介していきます。
1.階段を上り下りする必要がない
1番下の階の場合、賃貸マンションのエントランスと同じ階に部屋があるため、階段を利用せずに外出時の出入りがしやすいという利点があります。
例えば、買い物後の重い荷物を持って帰宅した時や、ベビーカー連れで外出する時などでも、辛い思いをして階段を上り下りする必要がありません。
2.エレベーターを待つストレスがない
エレベーター付きの賃貸マンションの場合、外出する時や帰宅した時はエレベーターを利用しますが、時々エレベーターが来るのが遅くてイライラした経験がある方も多いでしょう。
その点、1階はエレベーターを利用することがないので、待ち時間のストレスとは無縁の生活を送ることができますよ。
3.家賃が安く設定されていることが多い
1番下の階の場合、2階以上のお部屋と比較すると、家賃が比較的安く設定されていることが多いです。
例えば、1階と2階が同じ間取りと部屋の広さで、設備も全く同じ物が使えるなら、家賃が安い下の階の方がお得ですよね。
家賃は毎月支払うお金ですので、少しでも出費を抑えたい方におすすめです。
4.引っ越し時の荷物の搬入・搬出がラク
引っ越し当日で1番大変なことといえば、荷物の搬入・搬出ですね。
特に家電や家具は、サイズが大きく重い分、搬送用トラックとの距離が遠いと運ぶのも一苦労します。
その点、1番下の階は搬送トラックとの距離が近く荷物を運びやすいため、2階以上のお部屋と比較すると引っ越し料金を抑えやすくなるのです。
賃貸マンション1階部屋の注意点
先程は1階部屋のメリットを挙げましたが、もちろん注意点もあります。
次は、賃貸マンションの1階に住む際の注意点をご紹介しましょう。
1.防犯面でやや不安が生まれる
1階は高さがない分、玄関とベランダの窓の両方から侵入されやすくなるため、防犯面で不安を感じる方も少なくありません。
もし1階に住む場合は、賃貸マンションのセキュリティがどのくらい充実しているのかしっかり確認し、お引っ越し後もご自身で市販の防犯グッズを設置するなどの対策を行いましょう。
2.外からの視線が気になる
ベランダが道路に面している賃貸マンションの場合、1番下の階は外から室内が見られやすい場合があります。
そのため、ベランダ側の窓には遮光カーテンやブラインドを取り付け、外からの視線を遮るように工夫をすることが大切です。
なお、遮光カーテンは1級から3級まで等級があり、1級が最も遮光性の高い製品となっています。
もし遮光カーテンと遮光レースカーテンを取りつけるなら、なるべくどちらも1級の製品を選ぶと良いでしょう。
まとめ
防犯面とプライバシー面での注意点があるものの、1番下の階だからこそ得られるメリットが多い賃貸マンションの1階。
今後賃貸マンションを探す際は、ぜひお部屋選びの参考にしてみてください。
