品川の住みやすさは?魅力や注意点を詳しく紹介!

品川 住みやすさ

「品川に住みたいけど住みやすさが気になる」とお考えではないでしょうか。

品川は交通アクセスがよく、都心にしては比較的家賃が安いエリアとして人気があります。また、子育て環境も充実しているため、子連れやファミリーも多く住んでいるエリアです。

この記事では、品川に住む魅力や注意点について詳しく紹介します。品川での暮らしを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

品川はどんなところ?

品川 住みやすさ

品川は東京湾と山の手に連なる台地があり、古くから交通や貿易の拠点として栄えてきた都市で京浜工業地帯発祥の地です。

品川がある品川区には、他に大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区があり、地区ごとに特徴や雰囲気も異なります。

品川は、駅周辺や臨海部に整備された先進的で新しい商業地である一方で、旧東海道品川宿の街並みや寺社仏閣などの歴史や伝統を併せ持つ魅力的な都市です。

ちなみに、品川駅は港区に住所がありますが、これは当時地元の反対運動が起こったことによって建設場所が変わったことが理由としてあります。

また、品川は目黒川の下流部を指す河川名のことで、中世にはその河口に開かれた港町のことを品川湊と呼んでいました。

品川の住みやすさは?魅力を詳しく紹介

品川 住みやすさ

品川は交通利便性が良くて買い物環境も充実しており、さらに治安がよく子育て環境が充実しているなど、住みやすい街として人気があります。

ここでは、品川の住みやすさと魅力を紹介します。

交通アクセスがいい

品川駅はJR東海道本線や山手線が通っており、東京駅や渋谷駅、新宿駅まで乗り換えなく10〜20分でアクセス可能です。

また、品川駅には以下の路線も通っています。

  • JR東海道新幹線
  • JR京浜東北・根岸線
  • 成田エクスプレス
  • 京急本線

京急本線の乗り入れがあり、羽田空港も乗り換えなしの約20分で着くため、仕事で飛行機に乗る機会が多い場合にも便利です。

また、関西方面や東北方面などの遠方に行く場合に、新幹線の選択肢があることも大きなメリットといえるでしょう。

その他にも、品川駅には都営バスや高速バスの停留所もあるため、五反田や目黒、東京タワーなどにも行きやすいです。

治安がいい

品川は都心に近いエリアですが、戸越公園から中延にかけては特に治安がいいエリアとして知られています。

一方で、繁華街のある五反田や大井競馬場に近い大森海岸の周辺などは、品川の中だと治安が比較的悪いエリアです。

しかし、品川自体の犯罪発生率は低く、警察庁の発表によると令和5年度の犯罪件数は2,041件で、人口に対しての割合だと23区で7番目に治安がいいエリアになります。

また、品川区では小学生を対象に、危険を感じたときにストラップを引くと区役所内の担当者に通知が届く『児童見守りシステム』を独自に導入しています。

子育て環境が充実している

品川は子育て支援に力を入れていることもあり、子連れやファミリーにとっては特に住みやすい街といえます。

令和4年度は待機児童0人を達成するなど、区全体で待機児童を減らす取り組みも行っています

具体的には、保育園を開設する事業者に家賃補助を行って保育園を増やすことで、待機児童を減らす取り組みが行われています。

また、一時保育や休日保育など家庭の忙しさをサポートする独自の制度も設けているため、保護者が通院や冠婚葬祭などの事情で家にいられないときにも安心です。

さらに、不安を抱える子育て世帯にはパパママ応援アプリを提供し、子育てに関する情報を得ることもできます。

パパママ応援アプリでは専門家の相談サービスをはじめ、離乳食の作り方や虫歯対策の仕方など、子育てに役立つ情報も盛りだくさんです。

買い物がしやすい

品川は近代的な商業施設や活気ある商店街が多いため、買い物に困ることはありません。

主要駅には大型商業施設があり区内からスムーズにアクセス可能で、レストランやカフェなどを併設していることも多く利便性が高いです。

また、全長1,300mの商店街が東西に延びる戸越商店街は食べ歩きができ、居住地としてだけでなく観光スポットとしても高い人気があります。

公園が多い

品川は都心に近いにも関わらず、戸越公園やしながわ区民公園、潮風公園など、自然を満喫できる公園が充実しています。

戸越公園は池を中心に渓谷や滝、築山などを一周できる回遊式庭園で、四季折々の花や木を楽しめる公園です。

しながわ区民公園は大規模な敷地の中に溢れる木々や水辺の景色が楽しめる公園で、『花とひろばと水と緑の公園』をテーマにしています。

また、しながわ区民公園は水族館やテニスコート、野球場など、施設の多さも特徴です。

潮風公園は都心で最大の公園であり、首都高を挟んで北地区に夕日の塔が立つ展望広場や芝生に覆われた太陽の広場、南に船の形をした遊び場があります。

品川には公園が多くあるため、リフレッシュしたいときや子どもを遊ばせたいときにおすすめです。

品川に住む場合の注意点

品川 住みやすさ

品川は立地がよく住みやすい街ですが、実際に住むとなった場合は注意すべきポイントもあります。ここでは、品川に住む場合の注意点を紹介します。

通勤時間帯は非常に混雑する

品川駅は日本で5番目に乗降者数が多い駅であるため、通勤時間帯の駅構内は非常に混雑し、タイミングによっては歩くことが困難な場合もあります。

オフィス街がある港南口は改札からオフィスに向かう人たちで渋滞するため、駅を利用する場合は要注意です。

特に平日の8時や18時前後は、通勤・通学客が集中し、改札口やホームは混雑しやすくなります。

近隣であれば、五反田駅や大崎駅は品川駅に比べるとやや落ち着いた雰囲気もあるため、駅から少し離れた賃貸を探すのもよいでしょう。

しかし、2027年を目処に新改札を設けることが発表されたため、今よりも混雑が解消される可能性はあります。

路線沿いは音が気になる可能性がある

品川駅には多くの路線が乗り入れているため、路線沿いに住む場合は音が気になる可能性もあるでしょう。

路線沿いであればどこでも騒音が気になるところですが、他の路線に比べてひっきりなしに路線が通るため、常にうるさく感じるかもしれません。

特に通勤・通学ラッシュと重なる朝や夕方などは本数も多くなるため、この時間帯に家にいることが多い場合は要注意です。

路線沿いは家賃が安く設定されているところも多いため、安さだけでなく音の大きさも確認したうえで住むかどうか検討しましょう。

一方で、路線沿いに住んでいる人は騒音を受け入れたうえで生活しているケースも多く、生活音による隣人トラブルは起こりにくい特徴もあります。

家賃が高い物件多い

大手不動産情報サイトの『LIFULL HOME’S』によると、品川周辺の家賃相場は以下の通りです。

間取り 家賃相場
ワンルーム 14.99万円
1K 11.01万円
1DK 13.57万円
2LDK 38.50万円

品川周辺の家賃相場は都内の中でも高い部類に入り、ワンルームや1Kでも相場は10万円を超えています。

一方で、港区に比べて家賃相場は低いことや、交通アクセスや買い物環境などの利便性が優れていることを考慮すると費用対効果は高いです。

また、品川でも立地や築年数などによっては10万円未満で借りられる物件もあるため、物件選びもポイントになります。

まとめ

品川の特徴や住みやすさ、生活するうえでの注意点を紹介しました。

品川は多くの路線が乗り入れているため交通アクセスがよく、買い物環境も充実しているため、都内でも住みやすい街といえます。

また、治安がよく公園や独自の子育て支援があるため、子連れやファミリーにもおすすめです。

一方、都内でも家賃相場はやや高めであるため、物件を選ぶときは予算に応じて選ぶこともポイントになります。

品川周辺で不動産を探す際は、vidax五反田店にお任せください。

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