初台に住む5つのメリットと3つのデメリットを詳しく紹介!

初台 メリット デメリット

近代的なビルと昔ながらの懐かしい商店街が混在する初台は、都心部へのアクセスがいいエリアで落ち着いた生活を送れるとして高い人気を誇ります。

代表的な大型商業施設として「東京オペラシティ」が駅前にあり、新国立劇場も目と鼻の先にあります。そこから少し歩けば大型の商店街が2つもありますので、日々の買い物にも困ることはありません。

しかし、良い所もあれば悪い所もあります。すべてが完璧な町なんてありません。

そこで本記事では、初台に住むメリットとデメリットを紹介していきます。悪い所を良い所で許容できるかどうかが重要なので、メリットとデメリットを把握したうえで、初台に住みたいかどうかをぜひ検討してください!

初台に住む5つのメリットを紹介

初台に住むメリット

はじめに、初台に住むメリットから紹介していきます。

2つの商店街が便利

初台には、周辺に暮らす住人の生活を支えている2つの商店街があります。

駅前には大型の文化施設がありオフィスも近接しているため、町の雰囲気は近代的な印象ですが、少し歩けば昔ながらの懐かしい雰囲気を感じられる商店街があります。

近代的な雰囲気と昔ながらの空気感が初台の魅力。この2つの商店街には、飲食店、雑貨屋、総菜屋、ドラッグストア、パン屋など、あらゆるお店が軒を連ねています

  • 不動通り商店街
  • 初台商盛会

西新宿4丁目の交差点から東西に続く不動通り商店街はチェーン店が少なく、代わりに昔から長く続いている個人経営のお店が多いという特徴があります。地元に根付いているお店が多いため、下町気分を存分に感じられるはずです。

南口の初台商盛会には、衣食住に関する約100店舗のお店があります。不動通り商店街とは違いチェーン店が多く、コンビニやドラッグストアをすぐに見つけることができます。飲食店の種類も和洋折衷さまざまなので、それぞれで違う顔を楽しめるでしょう。

新宿駅までのアクセスが抜群

新宿駅までのアクセスが抜群に良い点は初台に住む大きなメリットです。

初台駅に乗り入れている路線は京王新線だけですが、新宿駅までは乗り換えなしの約3分でアクセスできます。電車だけではなく歩いても約20分程の距離なので、終電を逃してタクシーを使っても1000円以内で帰宅できます。

言わずもがな、新宿駅は東京都内でも屈指のターミナル駅です。各線が乗り入れているため、新宿駅まで行けばどこでも気軽にアクセスできるといっても過言ではありません。

オフィスや学校が新宿にある方は、初台に住めば間違いなくアクセス面で不便を感じることはありません。

大型の文化施設が多い

初台の街並みから近代的な雰囲気を感じる理由は、駅のすぐ近くに大型の文化施設が多いからです。美術館や博物館が多い芸術的な街として知られています。

  • 東京オペラシティ
  • 新国立劇場
  • NTTインターコミュニケーションセンター(ICC)

ICCは東京オペラシティ内に入っている美術館です。

芸術とビジネスが複合する初台の象徴的な建物として知られている東京オペラシティには、オフィス、コンサートホール、レストラン、劇場、博物館、美術館などがあります。

新国立劇場はオペラ劇場、中劇場、小劇場で構成されており、バレエ、オペラ、現代舞踊などの演目が行われています。

心を豊かにしてくれる豪華絢爛な芸術をすぐに見られる環境に住めるというのは、初台に暮らす大きなメリットであるといえるでしょう。

豊かな自然を近くで感じられる

新宿まで徒歩圏内という立地でありながら、初台は豊かな自然をすぐに感じられる環境です。

まず、意外にも駅のすぐ近くには小さな公園が多くあります。大通りから一つ路地へ入ると小さな公園や緑道が多く、自然とビルがうまく両立されています。駅チカにある公園も極端に狭すぎないため、散歩途中の休憩や小さい子どもと遊ぶことができます。

さらに、初台からは広大な敷地面積を誇る代々木公園へ歩いて行けます

都会のオアシスとして多くの都民が集まる代々木公園の敷地面積は、東京23区内で4番目の広さ。東京ドーム11個分の公園には広大な森林区画だけではなく、気軽にスポーツが楽しめる場所も用意されているため、運動不足の解消にも最適です。

愛犬の散歩コースとして利用している方も多く、夏や冬には定期的に大型イベントも開催されています。日常の喧騒から離れたい方は、ぜひ散歩がてら赴いてみましょう。

治安のいい閑静な住宅街が広がっている

初台の多くは閑静な住宅街です。

大型商業施設と商店街があるため、人が多く集まり落ち着いて暮らせるイメージはあまり湧かないかもしれませんが、実はそうではありません。

初台は大通りから一歩入れば閑静な住宅街であり、エリアの大部分が住宅街なので静かに落ち着いて暮らせる環境が整っています

とくに、「初台二丁目」や「本町二丁目」は初台駅からも離れている治安がいい住宅街エリアなので、静かに落ち着いて暮らしたいと考えている方におすすめです。

駅前には交番があり、静かな住宅街では重大犯罪の報告もありませんので、ファミリー層や女性の一人暮らしでも安心して暮らせます。

初台に住む3つのデメリットを紹介

初台に住むデメリット

続いては、初台に住むデメリットを紹介していきます。

初台駅の利便性はあまりよくない

初台駅は新宿駅へ行く以外の利便性はあまりよくありません。

メリットの項目で「新宿駅までのアクセスがいい」と説明しましたが、裏を返せば「新宿駅以外のアクセスが悪い」ともいえます。オフィスや学校が新宿駅にある方であれば間違いなく便利ですが、それ以外の方は不便を感じる場面も少なくありません。

初台駅には京王新線しか乗り入れていないため、良くも悪くもどこへ行くにしろ新宿駅を経由するしかありません。この点をデメリットと感じない方は、新宿駅にオフィスや学校がある方であったり、新宿駅の乗り換えでも近い場所へ通勤している方です。

甲州街道と首都高が近い

初台駅は甲州街道が通り首都高も近いため、日夜多くの車が行き来しています。

そのため、住む場所やエリアによっては、車の騒音が気になる場合があります。もちろん閑静な住宅街で大通りから離れていれば、そのような問題を感じることはありません。

実際に家を契約する前に、必ず通りからどの位の距離にある家かを確認してください。

とくに甲州街道の通り沿いは騒音と排煙が気になるエリアなので、家を決める際は周辺環境も確認してから契約するようにしましょう。

やや治安が悪いエリアがある

初台は全体的に治安がいいエリアではありますが、一部でやや治安が悪いエリアがあります。

前述したように、初台駅から離れている「初台二丁目」や「本町二丁目」といった住宅街の治安は良いです。しかし、「初台一丁目・四丁目」「本町一丁目」などの駅チカで飲食店が多いエリアは、お世辞にも治安が良い場所とはいえません

隣の新宿に比べれば悪くありませんが、飲食店が連なる繁華街エリアでは暴行事件なども発生しているため、夜に女性が一人で歩くのは危険です。

とはいえ、夜中でも女性が一人で犬の散歩をしている姿を見られるなど、基本的にはそこまで治安が悪いエリアではありません。街灯も多く交番もありますので、飲食店が連なる駅前のエリアを避ければ常に安心した生活を送れるはずです。

まとめ

初台に暮らすメリットとデメリットを詳しく紹介していきました。

新宿駅まで徒歩圏内という抜群のアクセスが魅力的な初台は、近代的なビルと昔ながらの懐かしい個人店が融合している場所です。

駅前の大型商業施設で買い物をした後、商店街で昔から営業している個人店でも買い物を楽しめるため、日々の生活を豊かにしてくれることでしょう。

初台で暮らしたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にメリットとデメリットを把握しておいてください!