ワンルームでも犬は飼える?飼うための条件や注意点を紹介!

ワンルーム 犬

「ワンルームでも犬は飼える?」「一人暮らしで犬を飼うにはどうしたらいい?」とお考えではないでしょうか。

ワンルームでも犬を飼うことはできますが、そのためには飼うための条件を把握し、飼育環境や事前準備を整える必要があります。

この記事は、ワンルームで犬を飼う方法や注意点を詳しく紹介します。

ワンルームで犬を飼うための条件と心得

ワンルーム 犬

ワンルームで犬を飼うことは可能です。ここでは、ワンルームで犬を飼うための条件と心得を紹介します。

ワンルームで飼える犬の種類

ワンルームで飼える犬の大きさは、中型犬や大型犬だとスペースが足りない可能性があるため、小型犬が基本となります。

例えば、トイプードルやシーズー、チワワ、ヨークシャーテリアなどは、ワンルームで飼う人も多い人気の犬種です。

ただし、ワンルームといっても広さは物件によって異なるため、狭すぎる場合は小型犬でも飼うことが難しい場合もあります。

ペット可物件を選ぶ

ワンルームで犬を飼うためには、大前提としてペット可物件を選ぶ必要があります

賃貸物件で生活するためには物件ごとに決められたルールに従う必要があり、ペット不可の物件で犬を飼うことはできません。

ルールを無視して勝手に犬を飼っていた場合、発覚すると退去を求められたり、違約金を請求されるケースもあります。

現在住んでいるマンションやアパートがペット不可物件の場合、犬を飼うためには引越しを検討しなくてはいけません。

新しい物件を探す際にはペット可かどうかだけでなく、飼えるペットの種類や条件を確認しておきましょう。

犬優先の生活に切り替えられる

ワンルームで犬を飼う場合は、犬優先の生活に切り替えられるかどうかも考えておきましょう。

犬を飼い始めると、毎日決まった時間に食事を与えたり、散歩をしたり、遊んであげる時間を確保する必要があります。

もともと犬は群れで生活をしており、一人で過ごすことを好まない動物です。

また、犬を育てる場合は最後まで看取る覚悟を持つ必要があり、これも飼い主として大切な責任といえます。

犬も若いうちは病気やケガに対しての不安は小さいものの、年を取ってきたら介護が必要になるケースもあります。

介護が必要になると時間も多く取られるため、長期的な目線で飼えるかどうかを改めて考えておきましょう。

一人暮らしで犬を飼うときの注意点や押さえておきたいポイントは、以下の記事でも詳しく解説しています。

一人暮らしで犬を飼う時の注意点は?押さえておきたいポイントを紹介!

留守番できるようにしつけをする

ワンルームで犬を飼う場合は、留守番できるようにしつけをしなければなりません。

もともと群れで生活している犬は、誰もいない環境や空間に不安を感じやすいという特徴があります。

ワンルームで一人暮らしの場合だと、日中は家に誰もいない状況が想定されるため、この間は一人で留守番できるようしつけておきましょう。

留守番のためのしつけは、近隣に迷惑をかけないように無駄吠えさせないことも大切です。

ペット可物件であっても留守番中にずっと吠えていると、近隣から苦情がきてトラブルになる可能性があります。

留守番中の無駄吠えをしないようにするためには、少しずつ一人でいる訓練をし、ハウストレーニングを行う必要もあるでしょう。

もしもの場合に備えて受け入れ先を見つける

ワンルームで犬を飼う場合は、犬が病気やケガをしたり飼い主が入院したときなどに備え、受け入れ先を見つけておく必要があります。

これから長期に犬を飼うにあたって、どのような不測の事態が発生するかわかりません。もしもの場合に預け先を決めておくと、いざという場合に慌てる必要がなくなります。

実家や友人など信頼できる人に相談しておくか、ペットホテルを探しておくのも方法の一つです。

犬アレルギーではない

ワンルームで犬を飼う際、事前に確認しておきたいのが犬アレルギーの有無です。

犬アレルギーは犬の唾液や抜け毛、フケなどをアレルゲンとしたアレルギー症状で、くしゃみや湿疹、充血などの症状が現れる場合があります。

犬を飼い始めると長期にわたって犬と過ごすことになるため、後で犬アレルギーが判明すると継続して暮らすのが難しくなる場合もあります。

犬アレルギーに不安を感じる場合は、事前にアレルギー検査をしておきましょう。

ワンルームで犬を飼う場合のポイントと注意点

ワンルーム 犬

ワンルームで犬を飼う場合は、飼い主も犬も快適に生活できるように環境を整える必要があります。ここでは、ワンルームで犬を飼う場合のポイントや注意点を解説します。

室内の温度管理

ワンルームで犬を飼う際、室内の温度は21~25℃が目安となります。

もともと犬は体温調整が苦手な動物であり、汗線が足の裏にしかないため、呼吸で熱を放出しなければなりません。

体温が急上昇しやすいシーンにおいては、体温調整が間に合わず、熱中症のリスクが高くなります。

特にブルドッグやパグなど鼻の低い犬種は呼吸がしにくく、体温を下げにくい特徴もあるため、室内の温度管理に注意しなければなりません。

夏場は常時エアコンの稼働が必要となるため、電気代が高くなることも踏まえておく必要があります。

定期的なグルーミング

犬を飼う場合は、定期的にグルーミングを行う必要があります。グルーミングとは、ブラッシングやシャンプー、爪切りなどのお手入れのことです。

グルーミングは健康管理のためにも必要で、ノミやダニの寄生がないかを確認したり、皮膚の病気や腫瘍がないかを発見したりもできます。

また、スキンシップの時間が増えることによって、飼い主と犬の信頼関係が構築されるのもメリットといえるでしょう。

シャンプーやブラッシングで外見を整えることは、犬にとって健康面と精神面の両方でよい影響を与えます。

このように、犬を飼ううえでグルーミングは欠かせません。仕事が忙しくても、定期的にグルーミングの時間を確保する必要があります。

トイレの場所

ワンルームで犬を飼う場合、トイレは寝床から離れた場所に設置し、パーテーションなどで目隠しをしてプライバシーを確保しましょう。

基本的に犬はきれい好きであり、さらに排泄中は無防備になるため、人の目があると排泄できない場合もあります。

トイレの設置場所としては机の下や脱衣所、洗面所などがあり、人間が使用するトイレに犬のトイレを置くのも方法の一つです。

なお、犬は一度トイレの場所を固定すると、その場所を覚えている場合もあります。

何度もトイレを移動するとストレスを感じる場合もあるため、移動させる場合は徐々に動かすようにしましょう。

犬のトイレの最適な場所や設置のポイントは、以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

犬のトイレはどこが最適?おすすめの場所や設置のポイントを紹介

運動不足

ワンルームで犬を飼う場合は、運動不足にならないように、定期的に散歩やドッグランで遊ばせることも大切です。

ワンルームだとスペースに余裕がなく、室内で十分に運動をさせることが難しいため、運動不足に陥りやすくなります。

運動不足はストレスが溜まるだけでなく、身体機能が低下してケガの原因にもなるため、定期的な運動は重要です。

小型犬であれば1日2回、1回あたり約15分が散歩の目安となります。1日2回が難しい場合は、1日1回で約20~30分でもよいでしょう。

まとめ

この記事では、ワンルームで犬を飼う場合のポイントや注意点を紹介しました。犬はワンルームでも飼えますが、スペースが限られているため小型犬がおすすめです。

ワンルームで犬を飼う際は、まず物件の規約をチェックし、ペットが飼えるかどうかを調べておきましょう。

ペットが飼えない物件に住んでいる場合は、犬が飼えるアパートやマンションに引っ越すしかありません。

ワンルームで犬を飼いたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。